2016年11月13日

気持ちが改まった出来事

 暑さが続き、今年も年の瀬を迎えることなど忘れていましたが、街の音色がX'masに変わり否応なしに一年が過ぎていくのだと感じる今日この頃です。
さて、三田優子先生をお招きしての28年度ヘルパー全体会議では、『介護記録』についての大きな収穫がありました。時間ぎりぎりまでの支援で記録ができない或いは、利用者の前では書き辛いといった空気が蔓延していましたが、先生から、介護記録をオープンにして、関係つくりに生かすことを学び霧が晴れたような心持になりました。
 さくらんぼでは今年サービス提供地域の担当替えを行いました。体調を崩されている利用者については慎重に進めたので、ようやく9月中に完了の運びとなりました。
進める中で、利用者から聴き取ったことを支援関係者の皆様にお伝えしたいと思います。
ある利用者からヘルパーの掃除の仕方についての訴えがあり、折角掃除を頼んだのに・・、綺麗になれば嬉しいのに・・、自分の家でするように作業してくれたらいいのに・・、愛情を込めてしてくれたらいいのに・
・・」と。
さらに続けられました。「”障害者やからこれでいい”と思われているようで情けない。しんどかった頃は思っていても口に出せなかった。回復したので伝えることができる」と。
こんなはずではなかったというのが率直なところですが、常に相手の状況、立場に思いを馳せながら関わっていれば、このような悲しい思いをさせなくて済んだのにと、気が引き締まる思いがしました。
posted by ホームヘルプステーション さくらんぼ at 13:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

一年に一度のリセット

 梅雨の季節を前にして爽やかな気候が続いていますが、日中は一気に気温が上がり、その度に”今年は夏を乗り切れるかなあ”と憂う今日この頃です。利用者との会話もこの類が増えてきました。結局「無理はせんとこね」とお互いに窘めることになります。
 さて、来る6月13日は我が”さくらんぼ”のヘルパーさんたちが一同に会する”全体会議”の日です。
年に一度『業務マニュアル』を読み上げ再確認し、グループワークで事例検討を行います。『マニュアル』を作成したのは平成24年4月のことでした。さくらんぼの支援が始まって11年目のことです。『マニュアル』が出来るまでは、利用者との関わり方等を巡って、ヘルパー会議で様々な意見が出されその都度共有して来ました。10年間積み上げて来た経験を活字にまとめ今後の支援に生かせたらという思いから『マニュアル』が誕生し、毎年その内容は豊になっています。
 『マニュアル』は精神障害のある利用者とヘルパーとの関係つくりから始まっています。自身の病への辛、身内に理解されないことへの辛さ、社会的偏見への辛さ等、利用者がこれまで抱えて来た困難を思い、心の痛みを受けとめ、この先一緒に歩んでいきます、という”さくらんぼ”のヘルパーの”初心”表明です。私たちは年に一度、『マニュアル』を再確認することで各々の支援を見直し気持ちをリセットしています。
posted by ホームヘルプステーション さくらんぼ at 11:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

福祉医療で健康に!

 当事者・家族・関係者が一緒に取り組んできた精神障碍者福祉医療制度が大きく前進しました。
ホームヘルプの現場でも利用者に声をかけ易くなって嬉しく思います。利用者にとって費用負担が重くのし
かかるので、受診を促すことはなかなかし辛いものがありました。
 さくらんぼの利用者には、ようやく一人で精神科に一人で通院できるようになった方々がいます。でも他
科受診は苦手だと言われます。ご自身の症状を的確に伝えられないとか、医師の説明を理解し難い、また、
感覚の衰えがあってそもそも自覚症状に気づかないといった不利な状況を抱えているからだと思われます。
特に居宅でこもりがちになっている利用者はなおさらのことでしょう。
 これからは、身体疾患に注意し、利用者がより健康に暮らせるように更なる見守りを心がけていきたいと
思っています。
posted by ホームヘルプステーション さくらんぼ at 09:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする